残業時間が月200時間くらいという状態が何か月も続いていた夫くんが、先月から休職しています。
頭痛、めまい、立ちくらみ、吐き気、食欲がない、肌荒れ(カッサカサのボロボロで粉をふいてて、痛痒そう)と、体調不良のオンパレードです。
残業時間が超過している社員は産業医との面談を強制的に設定されるらしく、その面談で産業医さんがドクターストップをかけてくれたらしいです。
面談を受けた次の日から、特に準備期間とかも設けず有無も言わさず休職になりました。
本当によかった…。危なかった。
休職になる前の数ヶ月間、夫くんは自腹きってタクシーで通勤してました。
電車に乗れないからって。
気分が悪くなってもう乗ってられないというのです。
なにそれほんとつらい(´;ω;`)
そこまでして行かなきゃいけないとか、絶対にない。
「いつかこの人はある日とつぜんバタっと倒れてそのまま死ぬんじゃないか」と思っていたので、休職できて本当に安心しました。産業医さんに感謝です。
今、夫くんは家でのんびりと休養しています。
会社メールを開くことを禁止されたらしく(その指示をした人、ナイス判断!)、とにかく会社に関することは見ずに、ひたすら休んでいます。
素晴らしい〜。
のんびり休養といいつつ、趣味のゲームに勤しんでいて、PCとスマホとタブレットを駆使して複数のゲームを同時進行していて、トレーダーのようです笑
好きなことをするのが何より休養になるよね。
あと、何にもしないって、辛いもんね。
好きなだけやってほしいです。本当に。
疲れたら昼寝して、お腹すいたら好きなお菓子食べたり、ごはん食べたり、気が向いたらコンビニ行ったりして。もう本当に好き放題休んでほしい。
私も昔、休職したことがありました。私はうつ病でした。
うつ病なもんで好きだったことにも興味がなくなって、全くもって何もする気がおきなくて、じっとしてるとうとうとはするんだけど大概は一日中動かないから眠れなくて、本当に辛かったです。
「心が死ぬって大変なことだ。心が死ぬって本当に辛い…」って、眠れない夜中の3時とか4時とかによく絶望的な気持ちになっていました。
ずっとぼんやり頭が痛いしね。
何も興味がないしやる気がおきないから何もしないんだけど、罪悪感はすごくあるんですよ。
自分が社会に取り残されたような、働けない動けない自分がダメ人間のような気がして自分をすごく責めてしまうのです。
今思うと、それも鬱の症状だったと思います。
その罪悪感がすごく辛くて、早く復帰したいと焦ってましたけど、それもまさに鬱の症状だったなと(;´∀`)
話がそれましたが、まあそんな自分の経験もあるので、休職中に何か没頭できることがあるというのは素晴らしいと思うのですよね。
何もないとほんと思いつめるので。
最近はちょっとずつ体も動かせるようになって、時々クライミングジムに行っています。
ずっと登れてなかったから、だいぶグレードダウンして落ち込んでますけど笑、私は登れるようになっただけでも嬉しい(*^^*)
グレードは登ってればそのうち戻るはずだから。
特に看病とかはしてないのですが、ほっておくとお腹がすいていても面倒くさがってごはんを食べない人なので、なるべく家にいるようにしてごはんを一緒に食べるようにしています。
私は料理があまり得意じゃないので最初はちょっと大変でしたが、夫くんがそこまで頑張ってあれこれ作らなくてもいいよと言ってくれて、実際そこまでこだわりがないことがわかったので、今は別に負担に思っていません。
そして、なるべく家にいるようにしてみると、実は気が進まない約束も断れなくてつきあってるだけの飲み会とかが多かったんだなーということに気が付きました。
今まで時間とお金と体力と気力を無駄遣いしてたんだなー。ほんとは興味がなかったみたいです。
「旦那が体調崩してて」って言うとお誘いも断りやすく、なんかすっかり私も軽くなりました。
そして、夫くんとずっと一緒にいられるのが何気に嬉しい(*^^*)
そういえば、私も休職中に東京から地方の実家に何か月も帰ってて、鬱真っ最中だったから辛いのは辛かったんだけど、大人になって親とじっくり一緒に過ごせることってなかなかなかったので、その間なんだか楽しかったな〜と思います。親に思う存分甘えてね。
あの時、両親が私を何も責めずに好き放題ゆっくりさせてくれて、ごはんを食べさせてくれて、何も聞かずに楽しく過ごさせてくれたから、私も今は夫くんを同じようにしてあげようと思っています。
ま、私の場合は、ただ単に一緒にいる時間を楽しんでるだけですけど(*^^*)
一応、心配はしてるんですけど、それだけじゃないんですよね。普通に楽しい。
もしかしてあの時の両親もそうだったのかな。
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