友人から素敵なカップをもらいました。フィンランドで幸運のシンボルとも言われているKUKSA(ククサ)です。
いただいた時点で私は全く知らなくて、おしゃれアウトドア系の記事とかで見たことある〜!くらいの感じだったんだけど、調べれば調べるほどこいつは大変な代物だということが分かり、かなりワクワクしています ((o(´∀`)o))ワクワク
KUKSA(ククサ)とは?
ククサとは、フィンランドで昔から伝わる木製のカップで、大切な人に贈ると幸運が訪れると言い伝えられています。
白樺のコブをくり抜いて作り、塩水で煮て強度を出しているのだとか。
使い込んでいくことでとても素敵な風合いになるようですね。
[blogcard url=”http://www.wild-rose-kunitachi.com/user_data/kuksa.php”][/blogcard]結婚祝いや出産祝いに贈ることが多いのだそうですよ。
これはたしかに素敵だ!幸せが訪れるというのも嬉しいし、そもそもがかわいい!
実際、いただいてすっごく嬉しいです\(^o^)/
注意:ククサを自分用に買わないで
幸運のシンボルならお守りみたいな感じになりそうだし、見た目もかわいいかっこいいしで、これは普通に欲しくなっちゃいそうだよね〜と思っていたのですが、
ご注意ください。
ククサを自分用に買ったり作ったりすると、幸せが逃げるんだそうです。
くれぐれも自分で買わないように!
[blogcard url=”http://www.jackbox.biz/zakka/kuksa.html”][/blogcard]あっぶな〜。
これわりとトラップですよね。
だってこれ、欲しいよ…すっごく素敵だもん(;´∀`)
さあ使おう…ちょっと待って!初めてククサを使う時は洗礼の儀式を。
さっそく使ってみよ〜♪と思いつつ、木だし色や匂いが付きそうだから、心配だなあと思いまして。
初めて淹れるものは何がいいんだろう〜?とググっていたところ、また新たなトラップを知りました。
どうやら、初めて使う時には特別な儀式があるようです。
[blogcard url=”http://www.choikai.com/archives/kuksa.html”][/blogcard]サーメの人達はククサを初めて使う時に【洗礼の式】という儀式をしていたそうです。
ククサにラム酒、またはブランデーを注ぎ北極星に思いをめぐらし、お酒を味わいながら自然の語りかけをククサを通じて聞きなさい。
この儀式でククサに塩味を感じたら儀式は成功ということです。
この儀式の後はククサは所有者の腰にぶらさげられ、どこへでも行動を共にします
正式な出典を探したのだけれど、ちょっと見つかりませんでした。こちらの↑ブログで拝見して知ったので、引用させていただきます。
でも文言でググるとブログとかヤマレコとかが大量に出てくるので、おそらくカップについてる説明書などに書いていたのかも。(私は気づきませんでしたが)
こういうのを知ってしまうと、私はやらずにはいられないタイプです。
初めては水でも飲んで塩味を味わおうなんて思っていましたが、とんでもない。
このためにラム酒を買ってきて、分かる限り忠実に洗礼の儀式をしようと思います。
お手入れ方法
ククサは表面の保護のためオイルが塗られているので、洗剤はなるべく使わない方がいいようです。
熱いお湯で洗って乾かす、拭く、というのが基本のお手入れなのだそう。
また、だんだん表面のコーティングがおちてくるので、グレープシードオイル、オリーブオイル、クルミ油、蜜ロウ(ビーワックス)などの天然オイルを優しく刷り込むといいのだそう。
伝統的なお手入れ方法は、ガーゼに包んだ生クルミをククサに入れて、中で潰すと出る油分を刷り込むのだとか。(↓同じリンクですが、この一番下のところにお手入れ方法が書いています。)
[blogcard url=”http://www.wild-rose-kunitachi.com/user_data/kuksa.php”][/blogcard]
また、欠けてしまった場合は「削る」という上級テクがあるようです。
たしかに、木だもんね。陶器のフチが欠けるのとはわけが違う。
欠けても割れなければ問題なく使えるなら、本当に一生モノになりそうですね。
ククサで何を飲むといいの?
やはり中に淹れるもので風合いが変わっていくそうで、ミルクは表面をコーティングしてくれるし、コーヒーもいい色になるそう。ブランデーも風合いが良くなるそうですよ。
私はコーヒーで濃い茶色をいきなり付けるのは勇気がいるので、洗礼の儀式の後は牛乳かな…なんて思ってます。
ブランデーはあんまり飲まないしねえ。でも、これを機に飲んでみるのも悪くないかも。
表面の油分のコーティングができてからスープなどをいれようかなと思います。
ククサをアウトドアで使う時の注意点
ビジュアル的に、これはぜひともお山に持って行きたい!と思ったのですが、注意したいのは木製なので割れやすいということ。
なので、ザックの外にぶら下げて歩いたりすると岩などにぶつけて割れる恐れがあるので、必ず中にしまった方がよさそうです。
また、持ち歩く時にも何かカバーがあった方が良いそうです。
オリジナルを作る方もいらっしゃるそうなのですが、なんと、チョークバッグがちょうどいいとか。
(どこかのサイトで読んだんだけど、見失いました…ごめんなさい)
ククサ専用チョークバッグ…斬新だ。
たしかに、フカフカしたものならクッション性があっていいのかもしれない。
サーメの人達は腰にぶら下げていたそうですけど、それはきっと日常生活の話ですね(;´∀`)
あと、個人的には、山で使った後のお手入れをどうすればいいのか気になります。
白湯ですすいで、それを飲んで、拭くんですかね?
油分のあるスープとか、匂いのあるコーヒーとかは、軽くゆすぐくらいじゃ落ちなそうだなあ。
まあ、使っているうちに、そのへんは分かってきますかね。
ククサが毎日のちょっとしたワクワクになりそうな予感。贈り物に最適!
ククサを使うのが毎日の楽しみになりそうで、とてもワクワクしています。贈ってくれた友人に感謝。
私も誰かに贈りたいなあ。
本当はこれをくれた友人に一番贈りたいんだけど、いただいたものと同じものをあげるのって、どうなんだろう?
失礼になったり、気分を害したりするのかな?
幸せになってほしい友人なので、本人と相談してみようと思います。
あとは、母の日にもいいかなと思ったけど、お母さんにはめんどくさがられるかも?(;´∀`)
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